指の使い過ぎが原因の疾患は手外科で治す

普段から指を使って細かい仕事をしている人は、炎症を起こしやすく、バネ指のような疾患にかかりやすくなります。バネ指は、弾撥指や屈筋腱狭窄性腱鞘炎とも呼ばれるものですが、指を曲げる力を伝える屈筋腱と、その腱を包む靭帯性腱鞘とが引っかかるようになる症状のことです。指を使いすぎると腱鞘炎となって、腱や腱鞘が肥厚し、その状態で指の曲げ伸ばしをすると、肥厚した部分が引っかかるように感じてしまいます。バネ指になると、指の付け根が痛くなりますし、指を伸ばすときに、カクッと引っかかったりしますし、進行すると、指が伸びなくなることもあるので厄介です。

妊娠中や出産後、更年期の女性が発症しやすく、関節リウマチや糖尿病、透析を受けている人も起こりやすいので、おかしいと思ったら、手外科で診察を受けるようにしましょう。手外科で診察や検査を受けて、バネ指と診断された場合は、症状が軽いときはステロイド注射で治療します。関節が曲がったまま伸びなくなったり、伸びたまま曲げられなくなったり、発症して半年以上経過し、引っかかるような感じが強くなるなど、症状が重かったり、2~3回のステロイドの注射でも治らないときは、腱鞘を切開する手術で治します。手術にかかる時間は10分程度ですぐに済むので、入院の必要はなく、日帰りで受けられますし、手術直後から指を動かせるようになるので、バネ指の症状がある人は、早めに手外科で診てもらうようにしましょう。

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