熱交換器のスケールトラブル

熱交換器は、いろいろなところで使われており、家庭用エアコンや車のエンジンを冷やすラジエーターなどがあります。また、工場などで熱が発生する設備の冷却などでも使用されています。エアコンでは交換機の内部に流れている溶媒は代替フロンで、それが原因で詰まることはありません。また、車のエンジンを冷却するラジエーター内部の溶媒はLLC(ロングライフクーラント)です。

やはりエアコン同様、このLLCが原因で熱交換器の内部が詰まることはありません。しかし、溶媒に水を使用している場合には熱交換器の細い管の部分で水に含まれるカルシウムの結晶などによりスケールが発生します。このスケールが発生すると、熱交換器内部の細管が詰まり本来の役目を果たすことができなくなります。そして、スケールによってオーバーヒートとなり、設備の破損などが発生し重大事故の原因となります。

特に、高電圧高電流を使う設備でオーバーヒートになると、コイルやケーブルの焼損が発生します。そういったスケールをなくすために、クーリングタワーなどへ薬剤を投入することもあります。熱交換の水は、温度が上昇しますので、一旦外部に出た水はクーリングタワーで冷却しますが、その部分での対策法になります。薬剤投入以外の対策では、電磁コイルを使った方法により、細管内部をきれいにする方法などもあります。

また、超音波を使い細管内部に溜まったスケールを除去などがあります。電磁コイル・超音波などの方法はまだ一般的でないのが現状です。

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