熱回収というサイクル

熱回収とはリサイクル法の一つの手段でごみなどを焼却した際に発生する熱エネルギーを再利用しようという試みです。

簡単に言ってしまうと、エコ対策の一環でごみを燃やすだけでは、発生した熱エネルギーが無駄になるということから、熱を生かして何かをしようと言う試みから生まれた手段が熱回収であるということです。取り組みとしては、ゴミ処理施設にて発生した熱エネルギーを再利用し、小規模の発電を行う取り組みを企業や自治体が行うことで地球環境を良くしようという取り組みにもなることから企業が率先して取り組む事業として捉えることもできます。

しかしながら、この熱回収の仕組みには問題も生じており、一つは燃焼により発生した熱を利用するという性質上、もう一つ施設を併設し熱エネルギーを使用する必要性があるため、設備投資がかかる点が第一の問題として挙げられています。その他にも問題としては、メンテナンス費用がさらに増幅するという問題が挙げられており、熱回収により発生した熱を利用する施設の整備コストが発生し運用コストと見合わないという問題が挙げられます。

これは小規模の発電しかできないため、生み出されるエネルギーよりも施設整備にかかるコストのほうが膨れ上がるという問題を指し、熱回収と言う仕組み自体が参加する企業にとってプラスとならない事例があることを指します。熱と言うエネルギーを、ほかの産業に転用可能であるがゆえに転用先をきちんと整備しないといけないという面があるため、扱いにくい仕組みの一つでもあります。

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