熱回収とはどのようなことか

熱回収は「サーマルリサイクル」ともいわれ、ただ廃棄物を焼却して終わりではなく、焼却をしたときに出る熱を集めて再利用することです。

回収された熱エネルギーは、発電所や周辺地域にある施設の暖房、または入浴施設で湯を温めたるためるためなどに使われたり、高温を使って製造や加工をする企業などが活用します。このように熱が再利用されるのですが、その熱を使用するのは都道府県知事などの認定を受けることで可能になります。

そのためには一定の条件があるのですが、それらの条件は年間10%以上の熱回収率であること、廃棄物と燃料の30%以上の外部燃料を入れないこと、熱回収に必要な設備の維持管理が適切にできることなどがあげられます。認定を受けることで、廃棄物を21日間まで保管できることが認められたり、廃棄物の処理や清掃に関しての定期検査が免除されたり、公的に評価が高くなるため廃棄物の排出事業者への処理委託がしやすくなるなどのメリットがあります。

このような施策を国が定めたことによって温暖化対策が期待されるのですが、その施策を推進するため国は、産業廃棄物施設に高効率ごみ発電設備や低炭素設備などの導入を推進するために補助金を出すなどの支援をしたり、焼却施設の余熱利用を行うモデル事業を行ったり廃棄物発電施設と電力供給会社とのネットワークを構築したり、海上輸送によるシステムの構築を行うなどの支援を行っています。このような施策によって今後、天然資源の消費と環境への負荷を減らす循環型社会となることが期待されています。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *