熱交換器 メンテナンスの必要性

熱交換とは、温かい流体(気体や液体)が持つ熱エネルギーを冷たい流体に移動させることです。

熱交換の方法には、金属などの固体壁を使ってそれぞれの温度を伝えあう隔壁方式、流体を直接触れさせて温度を伝える直接接触方式があります。こうした熱交換を行う機器は幅広い産業分野で使用されています。エアコンやラジエーター、給湯器などは、私たちの暮らしに欠かせないものであり、温水プールや温泉、水族館の水温調整にも熱交換器が使われています。そんな持続的に使用する熱交換器には、定期的なメンテナンスが欠かせません。

熱交換器は、長期使用によるガスケット(密閉用のシール)の劣化、水あかや汚れの付着、腐食や割れなどのトラブルが生じることがあります。合成ゴム素材のガスケットなど、部品は経年劣化が起こるため定期に交換しなければなりません。このようなトラブルを未然に防ぐためにも熱交換器メンテナンスが必要です。また、異常がないか定期的に確認する熱交換器メンテナンスは機器の寿命を延ばすことにつながります。プレート式熱交換器のような比較的単純な構造の機器はセルフメンテナンスが可能です。

部品を取り外し、洗浄・交換を行い組み立て、検査をするのが一連の流れとなります。しかし、セルフメンテナンスには、無理な締め付けによる部品の損傷、組み込み間違いや小さなトラブルの見落としなどのリスクがあります。誤ったメンテナンスは流体の漏れや能力不足の原因につながることもあるため、不安なときや「おかしいな?」と感じたときには、専門の業者に熱交換器メンテナンスを依頼するのが確実です。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *