熱回収(サーマルリサイクル)とは

熱回収(サーマルリサイクル)とは、排熱回収とも呼ばれ、廃棄物の焼却処理時の際に発生するエネルギーを何らかの形で回収して利用することです。

単に焼却処理するだけではなく、発生するエネルギーをも無駄にせず利用するという考え方は、循環型社会・低炭素社会を含めた上での目標に近づける手段としてとても重要なものです。この循環型社会への推進のため2000年4月1日に完全施行された「容器包装リサイクル法」という法律は、容器方法廃棄物排出抑制・分別収集・各種リサイクルに関するさまざまな規定となっています。

焼却とは基本的にダイオキシン等の大気汚染物質が発生することから禁止されていますが、廃棄物(木くず・紙屑・線維くず・ゴムくず・医療廃棄物・プラスチックくず等)の再生利用や再利用の過程で最終的に焼却処分の方法しかないもの、経済性や安全性を考慮した上で焼却処分が最良の場合に限り、焼却という方法が環境基準を満たす焼却炉にて取られることとなります。

その際に発生する熱回収のよりいっそうの推進のために、一般廃棄物処理施設・産業廃棄物処理施設の中で熱回収機能を持つものを設置している者が、環境省令にて定められた基準に適合していることを明白にする「熱回収施設設置者認定制度」が平成23年4月より施行されています。サーマルリサイクルには他に、油化・ガス化・廃棄物発電・セメントキルン原燃料化・廃棄物固形燃料などもあげられます。

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